2024.05.30 製品情報
【製品情報】欠点画像をより鮮明に!「欠点視認装置」のご紹介
今回ご紹介する欠点視認装置は、主に印刷面用の検査で使用される、EasyMax.GS SeriesとEasyMax.GS+にオプションで追加できる製品です。イメージとしては、検査装置が捉えた欠点を、下流に設置した欠点視認装置の高解像度のカメラでより鮮明に撮像するというものです。
・検査したのに致命欠点が流出して問題になってしまった。
・検品工程で作業者による目視確認に工数がかかっている。
・人によって除去すべき欠点かどうかの判定に差がある。
こんなお悩みはありませんか? 欠点視認装置は製造プロセスの品質を改善します。
欠点視認装置の特徴
高解像度のカメラを使用することで、欠点画像を詳細部分まで鮮明に映すことが可能になりました。
どれくらい鮮明になったのか、検査装置の画像と欠点視認装置の画像を比較してみました。
従来の装置では、微細な欠点に対し、画像がぼやけて細部までわかりにくいことがありました。欠点視認装置を用いれば、微細な欠点であっても細部まで鮮明に撮像できます。このため、有色(特に赤色)欠点や虫の混入などの致命欠点を画像から一目で判断できるようになります。
欠点視認装置では、ドクタースジ・圧抜け・インク飛びなども鮮明に撮像することができます。よって、どの色ユニットでのトラブルなのか迅速に判断・対応でき、ロスを最小限にすることができます。
検査装置でフィッシュアイを検出した場合、有色(核あり)・無色(核なし)に関わらず黒い点として撮像されます。この場合、本来は除去の必要のない無色(核なし)のフィッシュアイまで有害な欠点と判定される場合があります。欠点視認装置では、核まで鮮明に撮像することができるため、有害なフィッシュアイか無害なフィッシュアイかを確実に判定することができます。人による判定差が生じません。
以上のように、欠点視認装置の導入より以下の効果が期待できます!
1. 致命欠点の流出防止
2. 工程トラブルに対する迅速な対応(ロスの削減)
3. 人による判定差の防止
ヒューテックの「欠点視認装置」が気になる!というお客さまは、以下のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。皆さまのお問い合わせをお待ちしております!
▼お問い合わせはこちら